NTTデータ

 決済をコアに加盟店の売上向上を支援するソリューションを全方位で提供
スマホ決済をキーに日本のキャッシュレス化を強力に推進する「CAFIS」

 35年にわたり、「CAFIS(キャフィス)」のブランドで、日本を代表する決済インフラを提供しているNTTデータでは、加盟店に対し、決済機能のみならず、売上向上・顧客満足度向上につながるさまざまな機能を提供している。キャッシュレス化推進のキーとして、スマホの活用に着目し、国内向け、インバウンド向けのそれぞれに、「気づき」、「購買促進」、「購買」、「リピート」というカスタマージャーニーに寄り添うソリューションをトータルにラインナップ。決済をコアとする新しい価値の創造を提案する。

35年を迎えた決済ネットワーク「CAFIS」
主要な決済手段にいち早く対応

NTTデータが提供するカード決済ネットワーク「CAFIS(キャフィス)」は、2018年2月で提供開始から35年目を迎えた。1984年にクレジットカードの与信中継サービスとしてスタートして以来、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、非接触ICカードなど、さまざまな決済手段にいち早く対応。「安心」「安全」「便利」をキーワードに、充実したサービスメニューでカード決済に関するトータルソリューションを提供している。

NTT データ ビジネス企画統括部長の内山尚幸氏

「CAFIS」は、さまざまな業種業態の加盟店、並びに、国内ほぼすべてのクレジットカード会社、金融機関とネットワークを結んでいる。その規模は、加盟店は、百貨店・量販店・ショッピングセンターなどが約2,000社、小売店・宅配・タクシーなどが約85万台、ECショップが約3,000社、コンビニが約4万3,000店。一方、クレジットカード会社は約120社、金融機関は約1,600拠点、収納機関は約200社に及ぶ。
 
月間処理件数は今も大きく伸び続けており、2017年12月で7億3,000万件となっている。接続社数、取引量ともに日本最大級であり、日本を代表する決済ネットワークだ。

「CAFIS」は利用社数・取引量とも 日本最大のカード決済総合サービス

クラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch」
多彩な決済機能をオールインワンで提供

「CAFIS」のコアのソリューションは、各種決済機能をオールインワンで搭載したクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch(キャフィス アーチ)」である。

クレジットカード、デビットカード、各種電子マネーはもちろん、訪日外国人旅行者の約65%を占める中国・韓国・台湾で普及している「銀聯」、「新韓(シンハン)カード」、「台湾キャッシュカード」、さらにはQRコード決済の「Alipay」や「WeChat Pay」などにも対応。

加えて、加盟店の駐車券システムやポイントシステムと連携する機能や、売上データを還元する機能も提供。加盟店独自のサービスを「CAFIS Arch」端末に搭載することも可能だ。

「CAFIS Arch」では共同利用型端末(CCT)を複数ラインナップしている。据置型は、液晶タッチパネル大画面を採用しつつ、コンパクトな設計。オプション機器を接続することにより、さまざまなサービスに対応可能で、拡張性に優れている。

モバイル一体型は、MS/ICカードリーダーライター、非接触ICカードリーダー、バーコード読取機能を備え、集金やテーブルチャージなど場所を選ばずに決済可能。スマートデバイス連動型は、スマートフォンやタブレット端末と連携し、決済以外の業務との連携を可能にする。

ペイメントカード情報のセキュリティ基準である「PCI DSS」には、自社内のサーバを通過しない外回りで対応。数々の決済機能はセンターのNTTデータのサーバ側で保持され、追加更新されていく。加盟店は利用時に端末からセンターにアクセスすればよく、決済手段を追加したい場合にも、既存の端末から迅速に対応可能だ。

データセンターは国内2カ所に分散して管理している。万一、大規模災害でいずれかのセンターが業務を停止しても、ノンストップでサービスを提供できる体制を敷いている。

 

PCI DSS内回り対応の「CAFIS PastelPort」
不正検知をサポートする「CAFIS Brain」

 

決済ソリューションとしては、ほかにも、「CAFIS PastelPort」がラインナップされている。

「CAFIS Arch」がPCI DSS外回り対応なのに対し、「CAFIS PastelPort(キャフィスパステルポート)」は内回りで対応する。加盟店のPOS端末とPastelPortセンターを直接接続し、クレジットカードはもちろん、デビットカード、プリペイドカード、電子マネーやポイントサービスに加え、訪日外国人旅行者のための各種インバウンド決済などさまざまな決済機能を提供するASPサービスとなる。

「CAFIS PastelPort」も「CAFIS Arch」同様、決済に必要なサーバ機能はすべてセンター側で実現しているので、加盟店がサーバを設置・運用する必要はない。新たな決済手段が登場した場合も、センター側にて機能追加をするため、加盟店側での対応は不要だ。

NTTデータ ビジネス企画統括部長の内山尚幸氏は、「自社POSに決済機能を作り込み、拡充していきたい加盟店は『CAFIS PastelPort』による対応をお勧めしています。一方、『CAFIS Arch』の場合は、決済機能を外出しにすることができるので、自社POSへの追加開発を抑えることが可能です」とそれぞれのメリットを説明する。

また、ECやインターネットバンキングにおける、不正取引を検知するクラウドサービスが、「CAFIS Brain」である。インターネット通販やインターネットバンキング、入会申込や会員サイトログイン等において、アクセスしてきた利用者のPCやスマートフォンなどのデバイス情報をはじめとした多様な情報をチェックすることにより、“なりすまし”による不正取引や不正ログインを高精度で検知する。

 

決済にとどまらないサービスを展開
多様なソリューションと連携可能

「CAFIS」がカバーするのは、決済機能だけにとどまらない。決済をコアとしながらも、マーケティング全体を俯瞰したトータルなソリューションのラインナップを構築しているのが、大きな特徴だ。

内山氏は、「CAFISは、加盟店に対して、単に決済ネットワークや端末を提供するのではなく、決済をベースにした売上向上のためのトータルなサービスを提供するという方向に舵をきっています。まず決済ありき、ではなく、加盟店が展開する一連のマーケティング施策の中に、決済を組み込むという考え方です」と言い切る。

エンドユーザーは、「カスタマージャーニー」と呼ばれる、“気づき/検討→購買→リピート”というサイクルを繰り返して、加盟店との絆を深めていく。

同社は、このカスタマージャーニーの一連をサポートすることでより消費活動を促進するソリューションをトータルで提供する。さらに、インバウンド向けにも「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」という消費サイクルを踏まえ、同様のソリューション群を提供する。

加盟店とのパートナーシップに基づいて、加盟店の顧客満足度向上、売上向上に寄与するというのが、同社のスタンスである。

決済だけでなく集客・送客・マーケティングを含めたトータルソリューションを提案

「CAFIS Presh!」でCLOを展開
エンドユーザーの購買を促進

国内向けの、カスタマージャーニーの気づき/検討にかかわるソリューションが、「CAFIS Presh!(キャフィスプレッシュ)」である。CLO(Card Linked Offer)の施策によって、エンドユーザーの購買を促進する。

具体的には、「CAFIS」のクレジットカード決済情報や、スマートフォンから取得できるGPSやWifi、Beacon(ビーコン)等の位置情報を活用し、エンドユーザーがインストールしたスマートフォンアプリに対して最適なクーポンやキャンペーンなどの情報をプッシュ配信する。

エンドユーザーの属性や嗜好、購買行動に合わせた販促活動が可能になり、大きな効果が期待できる。スマホアプリがあれば、イニシャル費用はほぼゼロでプロモーションを開始することができ、ランニング費用についても、導入効果に応じた成功報酬モデルのため、無駄のない投資が可能である。

 

「CAFIS Explorer」で顧客との接点強化
ポイントを活用してリピート利用を促す

 

リピート促進のためのソリューションが、「CAFIS Explorer(キャフィスエクスプローラー)」だ。ポイントの有効活用により、エンドユーザーのLTV(Life Time Value)の最大化を図る。

「CAFIS Explorer」では、加盟店の要望に応じた柔軟なポイントサービスの運用、会員管理が可能だ。特定期間、月次付与、入会など、会員属性や店舗に応じたさまざまなキャンペーンポイントの設定ができたり、会員ランクによってポイント付与率を変えることも可能。POS・決済端末間、ECサイト間、外部接続先とリアルタイムのポイント付与処理が可能で、バッチ処理によってバースデーポイントなどのさまざまなポイント付与処理をすることもできる。

また「CAFIS Explorer」は、グループ企業がそれぞれに運用しているポイント制度を共通管理することができ、共通化後もランク管理やキャンペーンなどの個別の施策を継続できることもメリットだ。

カード情報非保持化、およびPCI DSSに対応し、ISMS認証取得済みの「CAFISクラウド基盤」上にシステムを構築しており、セキュリティ対策も万全だ。

 

インバウンド対応を支援する「CAFIS DCC」
円建てか自国通貨建てかを選択できる

訪日外国人旅行者数は着実に増え続けており、2016年度には2,400人を突破。日本政府は2030年にこれを6,000万人に、旅行中の消費額を15兆円にするという目標を掲げており、小売業、サービス業にとってインバウンド対応は必須である。

NTTデータでは「Visa、Mastercardなどの国際ブランドに対応するだけでは不十分。旅行者が母国で使っている決済方法を日本でも使えるようにすることが重要です」(内山氏)との考えのもとで、多様な決済手段に対応するインフラを整備してきた。

さらに「CAFIS」には、決済時にエンドユーザーが自国通貨建てか日本円建てかを選択できる多通貨決済サービス「CAFIS DCC(キャフィスディーシーシー)」がある。

通常は、商品購入時点では円建てで決済し、後日、為替レート確定後に、自国通貨で換算された決済額がカード会社等から通知される。一方「CAFIS DCC」では、商品購入時点で為替レートを確定させ、円建ての商品金額と、自国通貨建ての商品金額を表示させて、エンドユーザー自身がどの通貨で決済するかを選ぶことができる。そのためエンドユーザーは、為替変動リスクを心配することなく、安心してショッピングを楽しめる。

また、「CAFIS TaxFree(キャフィスタックスフリー)」は、煩雑な加盟店の免税書類の発行処理を軽減するソリューションだ。パスポートリーダーにより、旅券番号・国籍・氏名・生年月日を自動で読み取り、商品名・数量・価格はシステムから自動入力。合計額・払戻額も自動計算されるため、ミスなく迅速に手続きを進められる。免税販売の集計・分析も容易に行える。

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